ライブハウス支援

 私の音楽を理解し、認め、こんなに長い間、演奏できるようにしてくれたのはライブハウスであり、その経営者やブッキング担当の方々です。

 音楽活動を始めて25年程。自己アピールもセールスも苦手な私に、「演る?」と声をかけ続けてくれたこと、本当に感謝でしかありません。

 ライブハウスは、良い実を育てる田んぼのようなものだと思います。商業ベースとは異なる空間、演奏者の生身の姿、魂の叫びのようなもの、ライフワーク、創造の実現、希望の表現、様々な活動のそれら全て、豊かな精神性の上に成り立つ市井の人間の大切な表現の場である、と今、思います。この大切な場所が失われようとしています。

 淘汰されたらいい、という意見もあるかもしれません。それが民主主義であり資本主義のあるべき姿かもしれません。でも、なくしたくないものは声を上げ、協力して何とか支えて存続させる、という行為もまた民主主義と言えるのではないかと考えます。

 

 今般の新型コロナウイルスの影響により、あらゆるライブハウスが営業できない状況にあり、家賃や人件費を含め維持するために必要な資金が不足し、期待できるかどうかもわからない公的支援を待つ余裕もなく、閉店するところも出始めています。

 私がいつもお世話になっている、京都・西院・ネガポジもまた同様です。

 自分にできること。多くの収入を得ているわけでもない自分にも生活があり、大口を叩く資格もありません。

 

 とりあえず2020年、このサイトで販売している3枚のCD売り上げ、経費を差し引いた分を全てネガポジに寄付します。思いの外売上が出た場合は、他のライブハウスにも寄付します。

 

 ぜひ買ってください。送料無料にします。よろしくお願いします。

 twitterにも載せていきます。ご理解、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

 アコースティックグループあ・うん かじきゆり